「ニーチェの言葉」 まずは 感想
見た目はゴツく、分厚い本ですが
中身はワンテーマごとに区切られているのでコンパクトにまとまれていてさらりと読み終えます。
読書が苦手だけど自分を高めたいという人に、ぜひ手にしてみても良い作品です。
悩みを抱えて私も含めて人々は過ごしています。
毎日が楽しく痛快なヒトは存在していません。
困ったときに読み返し、生きるうえでの参考書として持っておいてよい自己啓発書だと思います。
抽象的な文章で具体的ではないですがことば選びのセンスが良いから、スラスラと読むことができあっとう言う間に教訓を得ることができます。
書かれている文章の受け取り方や感じ方は様々だから自分の人生に合わせて、この本でヒントや答えを探し出して生きていけばよいと思うし、情報の多い世の中だからこそ考えとなる幹(根っこ)を持ち情報の取捨選択を行えばよいと思う。
勉強になることば
各章1〜5にわかれています。
私が良いなと思った哲学はこちら
己について
信頼が欲しければ行動で示せ
いたってシンプルな文章ですが
この文章が私には響きました。
学生、社会、家庭とどのカテゴリーでも実は信頼が一番大切です。これは、ヒトが幸せに生きていくうえでの必須です。
とにかく毎日を誠実に過ごす努力をすることです。
指示だけしても家族も動いてくれないです
他人なはなおさらですよ。
喜について
この瞬間を楽しもう
できるだけ幸福に生きよう。
そのためにもとりあえず今を楽しもう。
文句、悪口ばかりいう人には、距離を取りましょう。
今を楽しく生活できる考えを変えましょう。
それでも、社会生活ではストレスは絶え間なく忍び寄るので とにかく楽しもうと思うことは大切です。
ストレスは病気の引き金になるので特に注意が必要です。
生について
断言すると賛同してくれる
自分の意見を通したいなら、まずは断言すること。
この文章が強烈すぎるくらい私には刺さりました。
もう人のせいにはできないのが、断言です。
仮に失敗しても 言い訳せず、反対や批判を浴びたら自分が受け止めれば良いだけ。
使いすぎるとそのヒトから発せられる断言は薄っぺらくなるので、大一番なときに使いましょう。
心について
おじけづいたら負ける
「ああ、もう道はい」、「危ない」、「これで終わりか」、「どうしよう」と思い込んだら打開策が出なくなります。
心が恐れを抱き、自分から破滅や敗北の道を選ぶようになってしまう。
思考を停止させ出来るかもしれないことを、放棄します。結果なにも成し遂げられなくなることも。。
超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ) [ 白取 春彦 ]
世について
あらゆる人から好かれなくていい
誰からも好かれるのが当然だと思わず、普通に接していたほうがよほどいい。
人によって態度を変えることなく、過ごすことが大切。
小さな約束でもしっかり守る。
できないことを簡単にできる。と言わないことも大切。
ウソばかり言ってると
あの人、嘘ばかりだよね。というレッテルが貼られます。
ちなみに社会人になると、小さな嘘や約束を守らない事が続くと、かなりの致命傷になりますので気を付けましょう。
ちなみにわたしは出来ないことは出来ませんと言っちゃいます。さらに、出来そうか微妙なことはやってみますという言い方してます。
とにかく、できるとやってみるの区別を一つ一つ言い間違えないよう過ごすことを意識した方がよいです。
最後に まとめ
悩んで、考え方を変えてみて、実践、行動で示していけるように過ごしましょう。
体力を充実させて、勉強しましょう。
超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ) [ 白取 春彦 ]